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お久しぶりです!製造部の佐々木俊洋です。
さて、遂にこの日がやってきました。
9月2日にポートランド{エーデルワイン 新酒 白(早池峰ヌーヴォー)の原料}を仕込んでから早2か月弱…
エーデルワインの社員達の長い長い戦いの日々の果てに、11月6日、今年度最後の仕込みを行いました。
今年度の最後のメニューはこちら!
「五月長根葡萄園」の原料でおなじみ。リースリング・リオン13トン!!
数字にするのは簡単ですが、いざ目の前にしてみると圧巻です!
それを…いきまーす!
写真の方は、近年最も多くコンテナの「空け方」を担当したであろうMさん。今年度合計約400トンの仕込み量の内、1人で150トン以上は空けた勇者です!(もちろん、私も少しではありますがお手伝いさせていただきました。写真撮影ばかりではありませんよー!)
勢いよくガンガン空けていきたいところですが、コンテナの中に異物や腐敗果がないか、1ケースずつ慎重にチェックしながらコンベアに載せていきます。
(後ろでS醸造管理マネージャーが無事に仕込みが終了することを祝してのバンザイ!?中です)
ベルトコンベアから破砕機を通過すると、ぶどうの粒と梗(こう・軸、クキのこと)に分けられ、粒だけがこのスネークポンプでプレス機へ入っていきます。
その後、プレス機から滝のように流れ出すのは…リースリング・リオンの果実味豊かな果汁!
(白ワインなので、絞ってからの発酵になります)
一気に仕込み場がぶどうに香りで満たされていく中、遂にその時はきました…。
3! (後ろにあった大量のコンテナが跡形もなくなくなってしまいました)
2!
1!
0!
栽培者さんからいただいた大切なぶどう…最後の1房までしっかり仕込ませていただきました!(コンベアのふちに引っかかっていたぶどうも、製造部Sさんの手により見落としなく仕込みました)
私はこの仕込期間中、農家さんを回ってのぶどうの集荷と自社圃場の収穫作業がメインの仕事でしたが、最後の1房が破砕機に入る瞬間、この2ヶ月間でお世話になった方々の顔とそのぶどうが目に浮かび、すこし感慨深くなりました。
今年はもう大迫町産ぶどうを食べたくても食べることは出来ませんが、来年度は更なる「良いぶどう」と「良いワイン」を創ることを目指して頑張ります!
また、2013年度産ワインは、11月1日に発売になったばかりの「エーデルワイン 新酒 赤・白(早池峰ヌーヴォー)」を皮切りに順次リリース予定です。その出来は是非とも皆様の舌で味わっていただきたく思います。
製造部一同、皆様のご感想を楽しみにお待ちしております!